インタビュー記事
田園調布二丁目自治会の方からインタビューを受けました。こちら、自治会の新聞に掲載されたインタビュー記事です
Q
質問1
先生には、昨年の夏のSDG’sの社会活動や二丁目自治会の活動などにも参加していただいていますが、そのお気持ちは?
理由の一つは、まず子供たちに地域の活動の存在を知ってもらう事。これからこの街を良くするも悪くするも彼らに掛かっているので、積極的に参加しやすい環境を作れたらなという想いから活動に参加させて頂くようにしてます。
二つ目は、教育的観点からクロアではスタジオ主催のイベントをたくさん開催してます。イベントを開催する事で、各自に「スタジオは自分たちのものである」という自覚を持ってもらい、小さな組織の中での自分の役割分担を探し、その任務をきちんと遂行する責任感を育てるようにしています。
Q
質問2
それで中高生のお姉さん方が小さい子たちをしっかり見守っているのですね。生徒さんの年齢分布はどんな?
幼稚園児 7人
小学生 20人
中高生 10人
20代〜40代 8人
50代〜70代 8人
クロアは13年前のオープン当初大人初心者が凄く多い教室だったのですが、今は子供の人数の方が多いです。
Q
質問3
先生は何歳からバレエを始められましたか?習い始めるのに良い時期はありますか?
3歳から習いはじめました。母が昔習っていた事、また姉が既に習っていた事もあり、なんの違和感もなく気が付いたら自分の人生にあったものでした。
バレエを習い始める最適な時期は、年長から小学1年生と考えてます。クロアの幼稚園クラスの内容は、基礎体力強化と音感教育がほとんどです。バレエ用語は全てフランス語で、まずそこがちがう言語なんだと理解できる小学生位から本格的にバレエの内容を叩き込むようにしています。基本のポジションやバレエ用語の勉強をしていく『プレクラス』を、毎年2〜4月に年長から小学校低学年向けに開講してます。
Q
質問4
父兄の間ではお稽古事と学校の勉強との両立がよく問題になりますがそれはどう対応されていますか?
勉強も仕事もプランニングが大切なので、プランを立てることを先ず教えます。もしスタジオ内で学業との両立に悩んでいる生徒がいたら、どうやって時間のやりくりをしているのか先輩が後輩にアドバイスできるような場を設けるようにしています。大人が言うよりも同世代で分かち合うのが一番説得力があるように思うので。
Q
質問5
先生の今後の夢は?
夢ですか?私は、学生時代イギリスに3年間バレエ留学していたのですが、そのときにバレエを含むアートが日本より身近に存在してることに感激したんです。バレエは踊りのテクニックを習うだけのものではなく音楽も舞台装置も衣装も全てが一つになってきる芸術ですので色々なアートが学べます。「自分ならどう表現するか」というのが芸術です。ただ表現するツールが絵画はキャンパスと絵具、音楽は楽器ですが、バレエは体を使うという違いですね。私はバレエ以外にデザインの仕事もしているので、色んなアートに触れられる場所を田園調布にたくさん作りたいです。
Q
質問6
お忙しい中ありがとうございました。そういえば最近うれしいニュースがあったそうですね。
ユース・アメリカ・グランプリ(YAGP)の日本予選です。毎年神戸で開催されており、それに生徒たちと1週間共同生活をしながら参加してきました。
今回、初出場にも拘らず
アンサンブル部門の3位
コンテンポラリー部門 プリコンペティティブ 女性 (9~11歳)のTop12
に選んで頂けました。アンサンブル作品は、来年春に行われるアメリカ決選に出場できることになりました。力を合わせて頑張ってきたいと思いますので、応援よろしくお願いいたします。